こんにちは、ワークスの千葉です。
本日もフランス車にまつわるモータースポーツの話題をお届けします。
各メーカーのワークスチームは車の信頼性や燃費等のアピールやテストする為に参戦。
それ以外のチームは国際的なレースで参戦出来るのは限られているので、実力のアピールや名誉をかけて参戦しています。
レースの方ですが車種やドライバーも様々です。
メーカーが直接開発をしているハイパーカーや、一般の人でも購入できる競技車両等、多岐に渡ります。
プロドライバーはもちろんですが、アマチュアドライバーでもライセンスと他大会での成績等により参戦可能です。
莫大な資金が必要になるので、アマチュアドライバーとは言わず、ジェントルメンドライバーと言うことが多いですね。
耐久レースは決められた時間内に何周できるかと、決められた距離を走る2種類のレースがあります。
セブリングは名前の通り1000マイルを速く走ったチームが勝利となりますが、レース展開等によりスムーズに進まない場合は時間制に切り替わる時があります。
基本的に夜間走行無しで日没までに終わるレースと思ってください。
クラッシュ等があっても、余程のことがない限りレッドフラッグでレース中断する事がないのもレースの特徴です。
ちなみに1000マイルを日本地図で言うと福岡店を起点にして盛岡まで行く距離とほぼ同じになります。
この距離を8時間くらいで走る計算になります。
時速にすると平均200km/hは超えないといけませんが、この間に給油等も行うと250km/hで走る計算になるんですかね。
一応、3人のドライバーでローテーションしますが大変ですね。
さてレースの方ですがクラッシュの影響でイエローフラッグが振られる時間が長かったので、ラップ数の消化が出来なかったので、最終的に時間でのフィニッシュになりました。
昔に比べて耐久レースも、結構本気で走っているのでクラッシュも多くなってきてますね。
プジョー9X8はチェッカーフラッグは受けられましたが、トラブルの影響もあり上位に食い込むことができませんでした。残念です。
今期から参戦メーカーも増えてライバルも多くなりました。
今年でル・マン24時間レースも100周年を迎えるので、母国凱旋レースの時までに力強いパフォーマンスが出来るように開発チーム頑張ってください!
次戦/4月16日、ポルトガル