スタッフブログ

　いつもプジョー福岡のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

　プジョー福岡ワークス　木村です。



　
　朝晩涼しいより寒い感じになってきましたね。
　暑さに弱い自分としてはようやく本気出せる？季節がやってきました♪






　画像はエンジン内部、クランクシャフトのコンロッドジャーナル部です。
４シーズン（！！）耐久レースで戦い、ついに壊れてしまったエンジンを分解した時に
撮影しました。

　縦にスジが何本も見えますよね？
コンロッドメタルと呼ばれる部品の中にあって、約0.03mmの隙間をエンジンオイルで
潤滑している精密機械なんですが・・・
なんらかが原因し接触してしまっている、ということです。
　レース毎にオイル交換、1日走行する度にオイル交換、エンジンオイルの温度が上がりすぎないように
大型のオイルクーラーを装着していてもこうなってしまうのです。
　
　
　レース車のことであって、皆様のお車には関係ないと思っていませんか？

　オイル交換してからの走行距離・経過時間、エンジン始動直後からの走行状態、などを考えると
レース車よりもよほど過酷な条件だと思います。
　
　　
　適切なオイルを適切な期間内に交換することで、エンジンへの負担を減らし、傷の原因となる金粉
を取り除くことができます。

　オイル交換の目安としては、5000kmまたは1年どちらか早い方です。
　オイルフィルターの交換は、オイル2回につき1回です。