スタッフブログ

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ワークスの国武です。


先日、走行中にエンジンチェックランプが点灯してアクセルを踏んでも加速しない2008がご入庫されました。

診断をしていくと、エンジン回転数が高回転になった際に基準油圧と実際の油圧に大きな差が発生していることが判りました。

エンジン油圧が十分に上がらない原因を点検していきます。

上の画像はエンジンオイルの受け皿になるオイルパンをエンジンから取り外した画像です。

中央の丸い部品はオイルストレーナーといい、大きな異物を吸い込まないようにするフィルターの役目があります。

エンジンオイルが汚れており、異物により目詰まりを起こしています。

早速、オイルストレーナーを清掃します。

左は清掃後のオイルストレーナー、右は詰まっていた異物です。

タイミングベルトの繊維やベルトのコーティング被膜が吸い込まれていました。

エンジンオイルに浸かっているタイミングベルトを使用しているエンジンでは、定期的なエンジンオイル交換が必要です。

5000㎞走行ごとにエンジンオイル交換、合わせてオイルフィルター交換を実施することをお勧めします。